「経済成長につながる環境技術を推進する議員連盟」第2回総会を開催
一般社団法人 日本パブリックアフェアーズ協会は、2021年4月1日に衆議院第二議員会館で開催された「経済成長につながる環境技術を推進する議員連盟」(会長:関芳弘衆議院議員、事務局長:宮路拓馬衆議院議員)の第2回総会へ協力団体として出席しました。
2016年のパリ協定発効を契機に世界各国で地球温暖化対策のための行動が加速しているなか、菅義偉総理は所信表明演説において2050年カーボンニュートラル実現を目指す方針を宣言しました。更に2020年12月には、経済産業省が2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略を策定するなど、政府も「2050年カーボンニュートラル」への挑戦を、「経済と環境の好循環」につなげるための産業政策としてとらえ、民間含め様々な分野での議論が活発化し始めています。
本会では第一期テーマとして、昨年実施された本議員連盟の前身となる「脱炭素による経済成長促進を後押しする議員懇談会」(発起人:鬼木誠衆議院議員)において提言した日本におけるバイオエタノール普及拡大に関して議論を実施しています。今回は有識者として当協会理事である慶應義塾大学大学院経営管理研究科の岩本隆特任教授が「運輸部門におけるカーボンニュートラル実現に向けて~自動車産業の脱炭素化への移行の鍵となるバイオエタノール活用・直近動向~」をテーマに講演を実施した他、バイオエタノール製造事業者2社(積水化学工業株式会社、他1社)から最先端のバイオエタノール製造技術や直面する課題、要望、バイオエタノール活用の展望について発表されました。その後、出席議員からの質疑応答では、省庁を含め活発な議論が行われました。
本議員連盟では、日本が誇る環境技術推進による経済成長・カーボンニュートラルを実現するため、様々なテーマに着目した集中的・横断的議論を行い、必要な法制度改正も含め、民間の活力を伸長させながらカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー推進に貢献する骨太かつ大所高所の検討を行って参ります。
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